腱鞘炎や関節リウマチの治し方
指の関節痛がひどい場合は、すぐに病院で受診すべきですが、軽度なら自分でも治すことができます。
たとえば腱鞘炎は、とにかく炎症が引いてしまえば収まります。炎症を鎮めるには“なにもしないで安静”にしているのがいちばん。ですが、手をまったくつかわず生活することは不可能なので、安静とまではいかずとも“患部を固定”することが次善の有効手段となります。
正しく固定するようサポーターや添え木をもちいてテーピングをほどこしてください。手は不自由ですが、必要最低限には動かせ、また痛みを和らげ悪化を防いでくれます。
関節リウマチの症状はひとそれぞれですが、病院に通いながら自分でリハビリしながら回復したひとが多いようです。たとえば、入浴中に両手をお湯の中に入れて、あらゆる角度で動かしたり開いたり握ったりしているうちに、ほぼ回復したという例。
あるいは、痛みに耐えながら、患部だけではなく肩のあたりから念入りにマッサージを毎日続け、ついには腕立て伏せまでできるようになった例もあります。
自分で治療するさいには必ず医師に相談し、ムリなくすすめてください。また東洋医学の鍼も、体質に合うかぎりにおいて、かなりの効果があるようです。