指の関節痛として考えられる原因は?
指の関節痛として考えられる代表的な原因には、腱鞘炎、関節リウマチ、突き指、細菌感染などが挙げられます。
順番にみて生きましょう。★腱鞘炎=腱鞘炎は指の関節痛のなかでいちばん多い原因ではないかといわれます。スポーツなどで手や指を酷使したり、手や指を握りっぱなしの仕事を長時間行うことにより、腱鞘炎になりやすくなります。腱鞘炎の症状が悪化すると指の曲げ伸ばしができなくなってしまうため、ひどくなる前に手を休ませたり、整形外科などで早めに治療しましょう。
★関節リウマチ=関節リウマチは免疫異常によって関節に炎症が起きてしまい、手や指の関節が痛んだりふくれたりします。関節リウマチは中年以降の女性に多くみられますが、朝起きてからしばらく指がこわばった感じがする、というひとは関節リウマチが原因かもしれません。
★突き指=突き指は、スポーツ経験者なら誰でも一度は経験していることでしょう。突き指も、指の関節痛の原因のひとつになります。突き指といっても重症の場合は、靱帯損傷や関節の脱臼などの場合もあります。突き指の対処をまちがえると後遺症に悩まされることもあり、たかが突き指と軽視なきようくれぐれも注意してください。