ゲームに夢中の子どもたちも危険です
最近では、指の関節痛を訴える子どもたちが増え、ほとんどがゲームのやりすぎによる腱鞘炎だといいます。ゲーム中毒はメンタル面ばかりではなくフィジカル（肉体）面でも明らかに悪影響。ママたちの心配の種はつきませんね。
腱鞘炎は、自分の筋力に対して大きな負荷が長時間・長期的にかかった場合、腱と腱鞘の間に摩擦が起こって炎症を起こすもの。だから男性よりも一般的に筋力が弱い、子どもや女性が腱鞘炎になりやすい傾向があるのです。
指の関節や手首が痛い、と思ったら、作業をやめて休むようにしてくださいね。関節リウマチによる指の関節痛も放置しておくと、痛みが徐々に全身に広まり、慢性関節リウマチが進行すると関節などが変形して身体障害まででてくるこわい病気です。
慢性リウマチは30歳～50歳の女性に多いとされ、以下７項目のうち４項目があれば関節リウマチの疑いが濃厚です。
１：朝起きたときのこわばり。
２：３つ以上の関節の痛み。
３：手の関節の痛みやはれ。
４：左右対称の関節のはれ。
５：リウマチ結節。
６：リウマチ因子陽性。
７：レントゲン検査で典型的な関節所見。
チェックして４項目以上、該当するなら即、整形外科などでの受診をすすめます。関節リウマチが進むと、食欲もなく血色もわるくなり、貧血症状などさまざまな症状が現れます。