指の関節の痛みの原因と対処法

指の関節痛には、ふたつの種類があります

指の関節痛の症状には、関節を動かした場合に感じる場合と、関節を動かさなくても痛みを感じる場合の2種類があります。

 

動かした場合に痛みを感じる場合は、加齢や太りすぎによって関節の軟骨がすり減り、変形性の関節痛である可能性があります。関節の痛みはお年寄りに発症するものと思われがちですが、実際には若いひとびとでも関節の痛みを訴えるひとは少なくありません。

 

ただ男性よりも女性のほうが関節の痛みを訴えるひとは多いそうで、女性のほうが関節痛になる傾向が高いのかもしれませんね。

 

関節の痛みの初期段階は、痛みというより違和感を感じる程度から始まります。しかし、徐々に関節がこわばりを増して関節の痛みとなって現れ、少しずつ関節痛へと進行していくのです。やがて指の動きが制限されたり、がまんできないほどの痛みが現れて本格的な指の関節痛となります。

 

たとえば引っ越しなどの作業で手指を酷使しても指の関節は痛みますが、これは急激な疲労から来る一時的なものでしばらくすれば直り、後遺症もありません。ところが病気としての指の関節痛は放置しておいても治らず、自己流で治そうとするとかえって悪化する場合もあります。まずは自己診断をして対処を考えましょう。